MacBook Air 2020 M1

今回は、「 RAWデータ 現像スピード比較 MacBook Air 2020 Big Sur 編 」です。

某知人が「 MacBook Air 2020 」を購入したので、ちょっとお借りして色々遊ばせていただきました。

いわゆる「 Appleシリコン 」搭載Macですね。

今回の記事のモデルは、「 MacBook Air 2020 」の「 SSD 」が「 512GB 」のモデルです。

 

 

CTOモデルではなく、Apple Store で販売している2種のうち、上のモデルそのままの普通に量販店で買えるモデルです。

詳細なスペックは、下記の通り。

 

  • 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
  • 8GBユニファイドメモリ
  • 512GB SSDストレージ

     

    購入されたこの方は、スティーブがアップルから離れていた時代からのコアな林檎信者なので画像の通り色は「シルバー」。

    曰く「スペースグレイは邪道」とのこと。

    私の「 MacBook Pro 」は、全部「スペースグレイ」ですよ。。

     

    で、早速「 DPP 」を入れて、RAWデータの現像スピードを計ってみました。

    いつも使用してるRAWデータで、「 EOS 5DsR 」「 EOS 5DsR M-RAW 」「 EOS 5D Mark IV 」「 EOS 6D 」の4種のRAWデータ10枚を「 Tiff 8bit 」で現像し終わるまでの実測値です。

    OSは「 macOS 11.0 Big Sur 」、DPPは「 DPP 4.13.10 」です。

     

    macOS 11.0 Big Sur 」上で「 DPP 」が動くのか心配でしたが、色々試してみて特筆するような問題点を見つけられませんでした。

    全く問題なく動作している感じでした。

     

    で、早速結果です。

     

     

    5DsR

    5D4

    5DsR-M

    6D

    MacBook Air 2020

    1分34秒

    54秒 

    41秒 

    33秒 

     

     

    今回、改めて他のMacも計測してみました。

    計測したのは、「 Mac Pro(2019) 」「 MacBook Pro 16(2019) 」「 MacBook Pro 13(2018)」の3機種です。

     

    スペックはそれぞれ下記の記事を。

    Mac Pro(2019)

    MacBook Pro 16(2019)

    MacBook Pro 13(2018)

     

    仕事で使用しているMac達で「 Big Sur 」にするのはちょっと怖いので、OSは全て「 macOS 10.15.7 Catalina 」です。

    DPPは同じ「 DPP 4.13.10 」。

     

    で、早い順に並べてみました。

    じゃん。

     

     

    5DsR

    5D4

    5DsR-M

    6D

    Mac Pro 2019

    1分12秒

    44秒

    37秒

    27秒

    MacBook Air 2020

    1分34秒

    54秒

    41秒

    33秒

    MacBook Pro 16

    1分39秒

    1分1秒

    50秒

    38秒

    MacBook Pro 13

    2分12秒

    1分17秒

    1分3秒 

    49秒  

     

     

    OSのバージョンが違うので単純比較はできませんが、「 MacBook Air 2020 」早いです。。

    そして、「 MacBook Pro 13(2018)」が負けることはある程度予想していましが、なんと「 MacBook Pro 16(2019) 」も負けてしまいました。

     

    ネットなどで「 MacBook Air 2020 」が「 MacBook Pro 16(2019) 」を超えるなんて記事は何となく見ておりましたが、「いやいやそんなことはないでしょ。」と話半分に見ておりました。

     

    ですが、実際に超えてしまいました。。。

     

    しかも「 MacBook Air 2020 」の「 DPP 」は、ネイティブではなく「 Rosetta 2 」で動作しているはずなので、パフォーマンスは低下しているはず。

    Rosetta 2 」の場合、ネイティブに比べてパフォーマンスが 30% 前後低下すると言われていますので、「 DPP 」がネイティブ対応したら「 Mac Pro(2019) 」を超えちゃんじゃないかって勢いです。

    DPPの操作感も「もっさり感」などなく、普通に動きます。

     

    無茶苦茶高い「 Mac Pro(2019) 」を何のために買ったのか。。

    価格差「 1/10 」ですよ。。

     

    もう私にとって「 悲報.. 」としか言いようがないですね。

     

    もちろんUSBポートが2つしか無かったりと拡張性の面で「 Mac Pro(2019) 」には遠く及びませんが、それでもディスプレイは「 Retinaディスプレイ 」で「 広色域(P3) 」なので、拡張性に問題なければ写真用途でも問題なく使用できてしまいますね。

    冷却ファンがないので、「 MacBook Pro 」の様に負荷をかけていった時にうるさくならないですし。

     

    最後に、「 MacBook Air 2013 」と比較です。

    MacBook Air 2013 / 2020

    こうやって並べて比較してみたことが無かったので気付かなかったのですが、狭額縁なデザインになって実はかなりコンパクトになっていますね。

    画面サイズは同じです。

     

     

    MacBook Air 2020 」いかがでしょうか。

     

    今回は、ここまで。


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