前回の「 MacBook Pro 16インチ レビュー 」に引き続き、今回は毎度恒例の「RAWデータ 現像スピード比較 MacBook Pro 16インチ 2019編」です。
新しいMacが手元に来る度にこれをやっていますが、何の意味があるのかと問われたら正直良く分かりません。。。
毎度同じですが、各カメラのRAWデータ10枚を「 Ditigal Photo Professional 4 (DPP4)」 で「 8bit Tiff 」に現像し終わるまでの実測時間です。
で、もう早速結果です。
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5DsR |
5D4 |
5DsR-M |
6D |
MacBook Pro 16 |
1分39秒 |
1分3秒 |
50秒 |
38秒 |
※「 5DsR-M 」の項目は、「 EOS 5DsR 」の「 M-RAW 」のデータです。
中々速いですね。
以前に計測した他のMacとの比較です。
速い順に並べました。
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5DsR |
5D4 |
5DsR-M |
6D |
Mac Pro 2019 |
1分12秒 |
44秒 |
37秒 |
27秒 |
Mac mini 2018 |
1分36秒 |
1分00秒 |
49秒 |
37秒 |
MacBook Pro 16 |
1分39秒 |
1分3秒 |
50秒 |
38秒 |
iMac 27 2017 |
2分14秒 |
1分20秒 |
1分4秒 |
51秒 |
Mac Pro Late 2013 |
2分20秒 |
1分25秒 |
1分9秒 |
54秒 |
最速は、「 Mac Pro 2019 」です。
やっぱり一段階レベルが上ですね。
価格的に、最速じゃないと困りますが..。
話は逸れますが、「 Mac Pro 2019 」は「速いですか?」とよく聞かれます。
最近のMacはどれもSSDなので、普通に使用していて「 Mac Pro 2019 」が速いと感じる場面はあまりありません。
どちらかというと、負荷をかけていっても「へこたれない」感じで、何か「底力」みたいなものを感じます。
「 MacBook Pro 13 」は、ネットなどを見ている分には良いのですが、負荷をかけるとすぐにへこたれてくる感じがします。
「 MacBook Pro 16 」は、「 Mac mini 2018 」と殆ど同じですが微妙に負けてますね。
ちなみにスペックは、下記の通りです。
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CPU |
GPU |
メモリ |
SSD |
Mac mini 2018 |
3.2GHz 6コアIntel Core i7 |
Intel UHD Graphics 630 |
32GB |
1TB |
MacBook Pro 16 |
2.3GHz 8コアIntel Core i9 |
AMD Radeon Pro 5500M 4GB |
16GB |
1TB |
「 Mac mini 2018 」に微妙に負けたのは「メモリ」のせいでしょうか。
CPUは、どこかのベンチマークテストで「 MacBook Pro 16 」の方が上だったと思います。
ことDPPでRAWデータ現像に関して、「 Mac mini 2018 」は侮れません。
「 Mac mini 2018 」+「eGPU」がきちんと動作するのであれば、デスクトップ機としてそれも「 有り 」かもしれません。
「 Mac mini 2018 」に微妙に負けてしまいましたが、「 MacBook Pro 16 」は本当にデスクトップ並の性能のノートPCなので、余程のことがない限り性能に不満を感じることは無いと思います。
とても良いノートPCです。
今回は、ここまで。
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