10年程前に撮影の仕事で山に登る機会があり、そこから登山に目覚め、年に何度か山に登るようになりました。
まだ若かったとはいえ、それまで登山の経験はほとんど無く、今考えると結構無謀でした。
よほど天気が悪い予報の時でない限り、山に登るときはカメラを持って行きます。
最近では、山小屋で一泊して、2日で10時間程度山道を歩くようなこともあり、カメラをずっと首からさげていると、さすがに首が痛くなります。
また、山頂付近は結構寒いのでフリースを着ていることが多いのですが、フリースを着てカメラを首にかけていると、カメラの重みで首とフリースがこすれて、首が真っ赤になってヒリヒリしたことが何度もありました。
仕事で撮影しているときは、ストラップを首にかけていてもカメラを手で持っている時間が長いので大丈夫なのですが、登山の場合は、両手で岩場を登ったりするときは、完全にカメラから手を離して首だけで持っているのでなおさらです。
何とかならないかと色々探していたら、「ハクバ KH-STHGY くびの負担がZEROフック」なるものを見付け早速使ってみました。
バックパックにこのフックを取り付けて、そこにストラップを引っ掛けることで首の負担を無くすという物です。
バックパックへの取り付けは、至って簡単。
ショルダーの付け根にあるベルトに通してロックするだけ。
私は、Deuter(ドイター) Futura Pro(フューチュラプロ) 36 と OSPREY(オスプレー) Kestrel(ケストレル) 38 を持っていますが、どちらのバックパックも問題なく装着できました。
実際に使用するとこんな感じです。
全く首にストラップが掛かっていないので、本当に「くびの負担がZERO」です。
かなり楽ちんです。
これだったら、何時間でもカメラを首からさげていられます。
また、単純にフックに引っかけるだけなので、休憩の時にカメラを下ろすのも簡単。
これを購入する前は、バックパックにハーネス2つで留める様な物を使ってみたのですが、カメラを下ろす度にハーネスを外したり付けたりがとても面倒く、すぐに使わなくなりました。
なお、首のかなり後ろのフックに引っかける形になりますので、ストラップは、長目にしておくと良いです。
今年もすでに何回かお世話になりました。
これから登山シーズンが始まります。
登山にカメラを持ってい行かれる方、おすすめです。
0件のコメント