前回の「 Thunderbolt SSD ケース を買ってみた その1 」から引き続き「 Thunderbolt SSD ケース 」のお話でございます。
実際に購入したのが下記の画像です。
「 SAN ZANG MASTER 」というメーカーなんでしょうか。
よく分かりません。。
大きさ的には、Apple の Magic Mouse と同じくらい。
SANDISK の ポータブル SSD よりは大きいです。
厚みが結構あります。
SANDISK の SSD 使い込んでて汚いですね。。
で、早速SSDを装着。
元々 Mac Pro 2019 で内蔵 SSD RAID を組んでいたときに使用していた SSD を流用。
組み立ては至って簡単。
裏蓋のネジが1つとSSD固定用のネジが1つだけ。
問題なかったら2TBくらいのSSDにしてみようかと思いますので、取り敢えず付属のサーマルパットは着けず。。
このケースは「 NVMe M.2 」の SSD で、サイズは「 Type 2280 」しか対応しませんので、購入の際はお間違えなく。
画像のSSDは、「 SAMSUNG 970 EVO Plus 」で「 PCI-Express Gen3 」です。
「 PCI-Express Gen4 」とか「 PCI-Express Gen5 」が対応するか情報が見つけられず不明です。
ただ、ケース自体の読み書き速度の公称値が「 読み込み:2700MB/s、書き込み:1400MB/s 」で、「 SAMSUNG 970 EVO Plus 」の読み書き速度の方がはやいので、「 PCI-Express Gen4 」とか「 PCI-Express Gen5 」が対応してても公称値以上の速度にはならずあまり意味が無いかもしれません。
で、早速スピードを計測してみました。
フォーマットは、取り敢えず「 APFS 」にして、「 Mac Studio M1 Max 」の背面の「 Thunderbolt ポート 」に接続して計測しました。
「 読み込み:2800MB/s、書き込み:1200MB/s 」ほどで、おおよそ公称値通り。
ちなみに「 MacBook Pro 16 2019( Intel ) 」の「 内蔵 SSD 1TB 」の速度が下記の通り。
読み込み速度は、Macの内蔵SSDをわずかに上回っております。
書き込みがもう少し早いと良いのですが、それでもかなり早いですね。
読み書きのスピードを見てても「実際の所どんな感じなのか?」が良く分かりませんので、実際のデータをコピーして試してみました。
実際に仕事で撮影した「 モデル撮影1日分のRAWデータ約1,700枚 / 66GB 」のデータを使いました。
私の運用方法ですと、この様なデータを日々「 MacBook Pro 16 M1 Max 」から「 Mac Studio M1 Max 」へコピーすることになるわけです。
「 SANDISK ポータブル SSD 」と「 今回購入した Thunderbolt SSD ケース」でコピーした実測値です。
コピー元・コピー先は、「 Mac Studio M1 Max の内蔵SSD 」を使用しております。
で、結果です。
書き込み | 読み込み | |
SANDISK ポータブル SSD | 3分32秒 | 3分08秒 |
Thunderbolt SSD ケース | 1分12秒 | 37秒 |
「 SANDISK ポータブル SSD 」は、「 Mac Studio M1 Max の背面のポート 」に接続しておりますので、公称値「 最大読出し速度:500MB/秒 」から76%程速度が低下していると思われますが、「 Thunderbolt SSD ケース 」の読み込みが爆速ですね。
「 RAWデータ約1,700枚 / 66GB 」が「37秒」でコピーできちゃいます。
すごい時代ですね。
「 SANDISK の SSD で読み書き 2,000MB/秒 の物 」が執筆時点で2万円台後半ですので、私のようにSSDが余ってる場合は「 M1 Mac 特有の速度低下 」に悩まされず安価に爆速外付けSSDが作れます。
レビューで「作りが怪しい」等見受けられますが、購入から半年以上使用して「データがコピーできていない」「SSDがマウントしない」「挙動が変」等のトラブルは今のところ全くありません。
まぁ、データ消失だけは絶対に避けないといけないので、このSSDケースに限らず、どこか1箇所だけにデータを置くことはしませんので多少問題があっても大丈夫ではありますが。
いかがでしょうか。
今回は、ここまで。
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