六本木に用があったので、ついでにFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)でGFX 50Sを触ってきました。
行った時間が閉館近かったので、待ち時間などは無く、すぐに触ることができました。
夜で手持ちで撮影でしたので、ISOは高めです。
早速、実写画像です。
1枚目の画像は、置いてあった造花の画像で、フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WRで、絞り優先オートでF4、ISO400、露出補正無しです。
データは、すべてRAWで撮影して、Photoshop CC 2017で現像しています。
現像時にシャープネスはかけず、Photoshop上でアンシャープマスクをかけています。
ピントが合っている部分の等倍切り出し画像です。
造花で布でできているので、布の目に少しモアレが出てますが、後処理で問題ない範疇です。
COMSということもあり、私が普段使用しているPhase OneのCCDとは少し違います。
どちらかと言うと、デジタル一眼の画質に雰囲気が近い感じです。
F4と開け気味ですが、画面全域にわたって安定した画質です。
仕事でも安心して使用できそうです。
次の画像もフジノンレンズ GF63mmF2.8 R WRで、絞り優先オートでF4、ISO400、露出補正無しです。
ピントが合っている部分の等倍切り出し画像です。
こちらも、ピントの合ったところはシャープで、金属の質感描写も良い感じです。
ボケも比較的ナチュラルな感じです。
CCDのPhase One P30+は、ISO400でも結構ノイズが出ますので、ISO100専用機みたいなところがありますが、GFX 50SのCMOSはISO400でも全然問題ないですね。
次の画像は、フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroで、絞り優先オートでF4、ISO800、露出補正無しです。
このレンズは、マクロレンズですが、ハーフマクロで撮影倍率は1/2倍です。
ピントが合っている部分の等倍切り出し画像です。
こちらのレンズもピントが合ったところはシャープで、ISO800ですがレンズの質感がとても良い感じですね。
63mm同様、画面全域で安定した画質で、物撮り等で安心して使用できそうです。
私がこのカメラを購入しても仕事で物撮りしかしないと思いますので、ISO100で使用することが殆どかと思いますが、さらに少しISOを上げて見たのが次ぎの画像です。
フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WRで、絞り優先オートでF4、ISO1250、露出補正無しです。
この画像は、RAW+Jpegで撮影したJpeg画像です。
所謂Jpeg撮って出しになります。
ピントが合っている部分の等倍切り出し画像です。
ISO1250です。全然平気ですね。凄いですね。
撮影時に、ここまで問題ないとは思いませんでした。
もっとISOを上げて撮ってみれば良かったと、後から画像を見て思いました。
今時、一眼でISO1250は何とも思わなくなりましたが、これは中判です。
冒頭でも書きましたが、夜で手持ちで撮影でしたので、全ての画像がISOは高めでしたが、フィルム時代に培ったフジノンレンズの良さとSONYのCMOSセンサーの良さが合わさってとても良い画質に感じます。
今度は、ISO100で、スタジオでテストしてみたいです。
なお、ミラーレスということで撮影時にAFが多少行ったり来たりする場面もありました。
このカメラで一眼レフの様に高速で撮影する場面はあまり無いと思いますので、特に大きな問題にはならないかと思いますが、この辺がもう少しだけ良くなるといいですね。
価格なども含めて、カメラシステムのトータルパッケージとして新たな時代を感じる1台です。
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