私は、5DsRにKIRK Enterprise SolutionsのLブラケットを使用しています。
Lブラケットは、以前使用していた5D Mark IIの時も使用していましたが、専用のLブラケットではなく、エツミの汎用タイプの「エツミ縦位置L型ブラケット E-6082」を使用していました。
購入したきっかけは、縦位置の真俯瞰撮影がどうしてもやりにくかったから。
雲台を縦位置にして、真下にカメラを向けると、雲台の自由が殆ど無くなります。
また、この状態ですと、三脚の中心から大きくずれた位置にレンズがきますので、真俯瞰撮影が本当にやりにくいのです。
それで、試しにと 「エツミ縦位置L型ブラケット E-6082」を購入してみたのですが、予想以上に縦位置の真俯瞰撮影がやりやすくなりました。
通常の縦位置の撮影も雲台を倒す必要がないので、とても安定しています。
コストパフォーマンスも良く、縦位置の真俯瞰がやり易くなってとても良かったのですが、やはり汎用タイプですので固定という部分では専用品にはやや劣ります。
また、通常の横位置では、Lブラケットをカメラに着けるネジに三脚のネジを着けることになり、安定性が落ちます。
しかたなく横位置の時はLブラケットを外し、縦位置の時は、またブラケット着けて撮影していたのですが、やはりつけ外しは面倒でした。
そこで、5DsR購入を機に専用の物を着けっぱなしにする前提で、色々ネットで調べた結果、KIRKのL-ブラケットにしました。
また、あわせてKIRK Newクイックリリースクランプ-2.6インチも購入しました。
記事トップの画像を見ていただけると分かると思いますが、L-ブラケットの縦位置側にねじ穴が無いので、これが無いと縦位置撮影ができません。
さすがの専用品、Lブラケットがボディーのカーブに沿って密着しますので、縦位置でも横位置でもとても安定しています。
ちなみに、5DsR用のKIRK L-ブラケットは、5D Mark IIIと共通です。
また、光軸も縦横であまり変わりませんので、これもLブラケットの利点です。
実は、最近になって、Manfrottoのギヤ雲台を使用するようになり、クイックリリースクランプをManfrottoのクイックリリースプレートにつけていて、クイックリリースの二段履きになっています。
以前は、Manfrottoのクイックリリースにクイックリリースクランプが直接ついているKIRKの「SQRC-3271」という物があったようですが、今は無いようなのでしかたなく二段履きにしています。
まあ、直接ついていても二段履きなのですが。
ストロボ撮影では、取りあえず問題はないです。
この時は、Manfrottoのクイックリリースプレートは外さず、KIRKのクイックリリースクランプの方でカメラを外しています。
なお、KIRKのクイックリリースクランプの受けは、3/8″(大ネジ)になっています。
Manfrottoのクイックリリースプレートは、ネジが3/8″(大ネジ)と1/4″(小ねじ)が付属していますので、そのまま3/8″(大ネジ)で固定できるのですが、私は、大ネジ-小ねじ変換アダプターを入れて、1/4″(小ねじ)で固定しています。
それは、ロケ等でクイックリリースクランプが駄目になっても、外してカメラをManfrottoのクイックリリースプレートに直接着けられる様にするため。
三脚を含めて全て1/4″(小ねじ)になりますので、どの組み合わせでも着けられるのでロケ等の出先では安心です。
KIRKのクリックリリースクランプには、L-ブラケット用の六角レンチが入っています。
上の写真のクランプ右側のシルバーの棒がそうです。
緩んだ時にはこの六角レンチで締められます。
クイックリリースクランプをManfrottoのクイックリリースプレートに着けっぱなしにするため、クイックリリースアダプター 394を別途購入して、ロケ等ではハスキーの三脚を使用していますので、ベース側をハスキーに着けています。
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Manfrottoのベースの受けは1/4″ネジなので、ハスキーやその他の三脚にそのままつけられます。
Manfrottoのミニサロンにはギヤ雲台、ハスキーにはベースがついています。
5DsRを使うときは、KIRKのクイックリリースクランプ付きのManfrottoクイックリリースプレートをつければ良く、Hasselには直接Manfrottoのクイックリリースプレートがついていますので、そのままで使用できます。
色々購入する必要がありますが、かなり便利になりました。
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