今回は「 Mac Pro 2019 動画書き出しが遅い件 」の続編です。
前回の記事の最後で触れましたが、「 Mac Pro 2019 」の OS を「 Big Sur 」にアップデートしてみました。
仕事のメイン機でトラブルは極力避けたかったので、「 Big Sur 」リリース以降「 Catalina 」でずっと様子を見ていたのですが、そろそろ各社「 Big Sur 」対応のアナウンスが出てきましたので、今回思い切って「 Mac Pro 2019 」のSSDを完全にまっさらに初期化して新規で「 Big Sur 」をインストールしてみました。
詳細は割愛しますが、そろそろ業務で使用できるレベルに来ているようで、撮影・レタッチ、動画編集等の業務では特に大きな問題はなさそうです。
「 M1 Apple シリコン 」の対応は、ハード・ソフト各社まだまだのようですね。
で、早速「 Premiere Pro 」をインストールして、前回テストで使用した「1080/60p 」で3分40秒程度の動画を書き出ししてみました。
OSとアプリのバージョンは、執筆時点で最新の「 macOS Big Sur 11.2.3 」と「 Premiere Pro 15.0 」です。
まずは、「 エフェクト 」で「 ノイズ 」をかけてない状態で改めて計測した結果が下記の通り。
- Mac Pro 2019( Big Sur ) → 1分09秒
前回の「 macOS 10.15.7 Catalina 」のときの結果は下記の通りですので、ほとんど同じですね。
- Mac Pro 2019( Catalina ) → 1分08秒
その時のGPUの状態が上の画像で、こちらも前回と同じ感じ。
で、問題の「 エフェクト 」で「 ノイズ 」をかけたデータの計測結果です。
- Mac Pro 2019( Big Sur ) → 10分01秒
前回の「 macOS 10.15.7 Catalina 」のときの書き出し時間は「 1時間10分 」くらいですので7倍くらい早くなってますね。
「 エフェクト 」で「 ノイズ 」をかけたときは、前回同様「CPUレンダリング」になり、その時の様子が下の画像です。
書き出している10分間ずっとこの状態で、CPUが全員全開で働いていました。
「 Mac Pro 2019 」の本領発揮で良い感じです。
かと言って、MacBook Pro の様にファンがうるさいと言うこともなく、静かに全開が続きます。
前回の「 MacBook Pro 16 」と比較しても「 1.8倍 」くらい早くなりましたね。
何が原因だったのか詳細を検証していませんので分かりませんが、取り敢えず、これで一安心です。
そろそろ手持ちのMacを全部「 Big Sur 」にしてみますか。
今回は、ここまで。
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