今回も「 Mac Pro 」ネタです。
タイトルの通り、Mac Pro 2019 に「 PCIe SSD RAID 」を導入してみました。
私のMac Pro 2019 は、「 純正SSD 2TB 」と「 Pegasus J2i 」で「 HDD 8TB と 10TB 」を内蔵しております。
SSD の方にシステムやアプリをいれて、撮影したデータ類は 8TB の HDD へ。
10TB の HDDは、「 Time Macine 」の Backup 用にしております。
ですので、必然的に撮影後のレタッチ作業はデスクトップで作業しているのですが、現在進行形で動いてる画像データの容量が多いときで 200GB くらいあります。
案件が終わると別の「 RAID HDD 」に移しているものの、RAID にコピーした後すぐにデータを削除するのが怖いのと、納品後に「やっぱりここが」的な修正も入ったりしますので、しばらく Mac Pro の中に置いてあります。
この置いてあるデータも常時 200GB くらいあります。
なので、400GB くらいのデータが常時デスクトップに置いていあり、日々データを「 開く → 作業 → 保存 → 移動 → 削除 」を繰り返します。
最近の Mac の SSD は断片化などが起きにくい様になってるようですが、元々2TBしかなく若干システムを圧迫しているような感じもあり、この運用方法がどうにかならないかと考えておりました。
そんな中、「 PCIe SSD RAID 」なるものを発見!
「 SSD 4枚 」で「 RAID 0 」を構築することで高速に読み書きできるストレージにして、「 PCIe 」 インターフェースで Mac Pro に内蔵できるようにしたもの。
「 RAID 」の詳細については、他サイトに譲ります。
爆速との謳い文句もあり、しばらく悩んで導入することにしてみました。
Windows の情報はいくつか見つかったのですが、Mac Pro に内蔵する「 PCIe SSD RAID 」の情報がネット上にほとんど無く、動作状況含めて正直どうなのか良く分からずちょっと不安でしたが、取り敢えずダメ元で試して実際のところどうなのかを情報発信してみることにしました。
Mac Pro に内蔵できる「 PCIe SSD RAID 」の選択肢はいくつかある様なのですが、スペックと予算的にインターフェースカードとSSDを別々に購入して自分で組むという難易度高そうなプランを選択。
で、購入したのが下記の通り。
PCieカードは、「 Sonnet M.2 4×4 PCIe Card (Silent) [FUS-SSD-4X4-E3S] 」
こちらのカードは、秋葉館さんで売っているのでMacでも間違いなく動くだろうと。
秋葉館 → Sonnet M.2 4×4 PCIe Card (Silent)
こちらのカードにさせる SSD は、「 NVMe M.2 2280 」の規格のみになります。
お間違い無きよう。
で、SSDは、選択肢がいっぱいあるのですが、色々調べると「 SAMSUNG 」の「 970 EVO Plus 」一択との情報が結構多いので、そのままその情報に乗っかって 500GB の「 970 EVO Plus MZ-V7S500B/IT 」を4枚購入。
読み込み速度・書き込み速度ともにかなり高速な SSD です。
この4枚で「 RAID 0 」を組めば「 2TB 」のストレージになります。
自作が面倒で予算に余裕がある方は、同じく秋葉館さんで 4TB分 の SSDを搭載した「 PCIe SSD RAID カード」が販売されていますのでそれを買えば Mac Pro に内蔵するだけで使用できます。
Mac OS 拡張でフォーマットもされております。
秋葉館 → Sonnet M.2 4×4 PCIe Card (Silent) 4TBモデル 最大8000MB/s以上の超高速転送
また、WESTERN DIGITAL からも「 PCIe SSD 」が販売されています。
メーカーに確認したところ非公開とのことですが、どうやら中身は「 SSD 2枚 」で「 RAID 0 」の様です。
「 PCIe Gen3 ×8 」なのでスペック的には少し落ちますが、こちらも Mac で使用できそうですので予算重視の方は選択肢の一つにいかがでしょうか。
今回は、ここまで。
次回は、組み立てて Mac Pro に内蔵してみます。
「 Mac Pro 2019 PCIe SSD RAID 組み立て編へ 」
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