「Canon EOS WEBCAM UTILITY beta を試してみた その2」に引き続き、「その3」です。
今回は、「Zoom」で試してみた結果です。
結論から先に書きますと、Macの場合「Zoom」では現段階で殆ど使用に耐えられない感じでした。
まず、デスクトップアプリの「Zoom」ですと、全くカメラを認識しません。
ドライバを再インストールしたりしてみたのですが、何をどうやってもカメラ一覧に「EOS Webcam Utility Beta」の項目がでてきません。
ブラウザ版の「Zoom」も「Safari」ですと同様に「カメラを選択」の一覧に「EOS Webcam Utility Beta」の項目がでてきません。
「Google Chrome」は、今回試した中で唯一「カメラを選択」の一覧に「EOS Webcam Utility Beta」が出てきて切り替えが可能な状態ではありましたが、きちんと切り替わらなかったり、何度かやって10秒ほど待たされてやっと切り替わったり、切り替わらないから内蔵のカメラに戻したら映像が止まってしまったり等、とても不安定な状態でした。
私の環境だけの問題なのか、ちょっと分かりません。。
そんなこんなで、何とか動いているときに画面をキャプチャできたので、とりあえずアップしてみます。
下は内蔵のカメラの映像です。
映像的には「Teams」と同じ感じです。
ノイズ多めですね。
画面赤枠のところにカメラ切り替えがあります。
で、次は「EOS 5D MarkIV」です。
こちらも「Teams」と同じく、絵的にはいい感じです。
ですが、映像自体の解像度が低いのか解像感に乏しい感じです。
ピクセルが見えそうな感じです。
「Teams」のときのような、ちゃんと動作してる感じが全く無いです。
カメラの切り替えが上手く行かず、まごまごしていたので露出がちょっと変わってしまいました。
もちろん今回のテストは「Beta版」ということもありますので、「正式版」がリリースされるのか分かりませんが、「Zoom」でも使えるように今後改善されれば良いですね。
絵的にはとても良い「EOS 5D Mark IV」と「EF85mm F1.4L IS USM」の組み合わせではありますが、webカメラとしては大きくて重いので普通の三脚も必須なのであまり現実的ではないのかも知れません。
ですが、これってもっと発展させて、テザー撮影しているライブビューの絵をクライアントさんにオンラインで見せて物の位置調整とかして、話す時はMacの内蔵カメラでやれば、遠隔で商品のイメージ撮影とかできるようになるのかも知れませんね。
単純にオンラインの打ち合わせ等でwebカメラ化するのでしたら「Sony α6400」に「 Sigma Art 19mm F2.8 DN」の組み合わせに卓上三脚みたいな感じが、サイズ・重量・画角・画質などトータルで現実的かと思います。
Sonyのwebカメラ化アプリは、Windows版は既にリリースされているようですが、Mac版は秋になるとのこと。
Sonyさん頑張ってください。
Mac版がリリースされたら、試してみたいと思います。
今回は、ここまで。
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