Nikon D5500 SIGMA 18-200 mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM EOS 6D Mark II パロディー

前回は、「 Nikon D5500 購入記 」と言うことで、購入までの経緯を書きました。
今回は、実際に登山で撮影した実写画像とレビューです。

まずは、簡単な比較から。

EOS 5DsR / D5500 サイズ比較

左 Canon EOS 5DsR + EF24-70mm F2.8L II USM / 右 Nikon D5500 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

上の画像は、Canon(キヤノン)EOS 5DsRNikon(ニコン)D5500 を並べた画像です。

フルサイズ機とAPS-C機なので当然ですが、D5500は、かなり小さいです。
一回り以上違います。

重さもかなり違います。

nikon d5500 sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM総重量

Nikon D5500 に SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM、バッテリー、SDカード、レンズの保護フィルター、ストラップ、フードを付けた状態、つまりすぐに撮影できる状態での実測で 983g です。

5DsRの方は、24-70mmのレンズも重く、さらにL-ブラケットをつけていることもあり、上の写真の状態で2kg近くあります。

持ってみると重さが全然違います。
軽いです。

正直なところ、仕事でしたら間違いなくEOS 5DsRを選びますが、仕事以外では重くてあまり使う気になれません…。

また、レンズもボディのコンパクトさをスポイルしない程度にコンパクトで、重さもレンズとボディがほとんど同じ重さなので、サイズ感的にも重量バランス的にもとても良いです。

ですが、200mmまでズームすると下の写真の通り、レンズが2倍くらいに伸びます。
まぁ、伸びるとはいえ、ガタつき等はないので不安感はないです。

nikon d5500 sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM 200mmまでズーム

望遠側の解放絞りがf6.3と少し暗めなのでもう少し明るいと良かったのですが、多分レンズ自体が大きくなってしまうと思うので仕方ないですかね。

そして、何と言ってもさすがの高倍率ズーム。
レンズ1本で広角から望遠までカバーできるのは、本当に便利です。

下の2枚は、18mmと200mmの画像で、フルサイズ換算27mmと300mmです。

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

18mm(27mm相当)

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

200mm(300mm相当)

リサイズした画像でも山頂に人がいるのが見えますが、元画像の2,400万画素の状態ですと、人の手足まで判別できるほどはっきり見えます。

肉眼ではもちろん山頂の人は見えず、写真を撮った後に人がいることが分かりました。

また、200mm(300mm相当)でも「OS」、いわゆる手ぶれ補正がちゃんと効いているようで安心感があります。

やっぱり高倍率ズームは、便利です。

高倍率の便利ズームですが、昔のように画質は二の次ということもなく、比較的解像力もあるようです。

もちろん高性能な単焦点レンズなどには及びませし、結構絞っても画像周辺部の画質低下が見て取れますが、それでも現像時にレンズプロファイルを使用して適切に諸収差を補正した後、強めにシャープネスをかけるとディティールが出てきますので、レンズ自体に解像力はあるようです。

とは言え、絞り解放では全体的に少し眠くなり、シャープネスでの画質回復も難しくなりますので、多少絞って使う方が良いようです。

何年か前に高倍率の便利ズームを購入したことがあり、現像時に強めにシャープネスをかけてもどこにピントが合ってるのか良く分からないような状態で、あまりの画像の眠さに耐えきれず売っぱらってしまいました。

それと比較すると、このレンズは、そんな感じではないように思います。

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM / 絞り優先AE(1/350秒・F8) / ISOオート(ISO160) / 200mm(300mm相当)

ズームリングの回転方向が同じということでシグマのレンズを選んだわけですが、「Canon派」の私にはやはり正解で、ズームするときに何の違和感もありませんので、とても良いです。

また、D5500の液晶は、バリアングル液晶にプラスしてタッチ液晶になっています。

これが意外と便利で、下の写真は、左下に岩が写っていることでもお分かり頂けると思いますが、地面すれすれの位置にカメラがあります。

当然、通常でしたらファインダーを覗くために寝転ばないといけないのですが、ここはライブビューでバリンアングル液晶を上に向けてフレーミング。

その後、液晶に写った中央付近の「チングルマの綿毛」をタッチすると、そこにピントが合ってシャッターが切れます。

バリアングルにタッチ液晶は、ファインダー撮影では難しいアングルから簡単に撮影できて、とても便利です。

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

Nikon D5500 / SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM / 絞り優先AE(1/350秒・F8) / ISOオート(ISO100) / 18mm(27mm相当)

Nikon D5500 + SIGMA 18-200mm、山カメラに本当におすすめです。

今回は、ここまで。


3件のコメント

t-konno · 2018年9月30日 8:58 PM

D5300使いです。
先日、山の中でエゾリスを追いかけていたら(札幌です)見事に転倒しましてニコン18-200が木端微塵となりました。
こちらのレビューを参考にさせて頂きました(もちろん購入しました)有難うございました!
台風21号と翌日発生した北海道胆振東部地震の影響でイベント中止が相次ぎ散々ですが、紅葉が待ち遠しい今日この頃です。では

    シャチ · 2018年9月30日 10:25 PM

    コメント、ありがとうございます。
    レンズが木端微塵とのことで、心中お察しいたします。
    お体は大丈夫でしたでしょうか?
    私の記事が何かの参考になれば嬉しいです。

SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM 実写テスト | 鯱カメ · 2017年10月15日 6:50 PM

[…] 以前の記事にも掲載しましたが、例えばこんな感じで。 […]

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