Sony α7R III (ILCE-7RM3) + SIGMA MC-11 + Canon EF24-70mm F2.8L II USM(非公式)

Sony α7R III (ILCE-7RM3) + SIGMA MC-11 + Canon EF24-70mm F2.8L II USM(非公式)

何を間違えたのか、手元にこのカメラが。

はい、そうです。
α7R IIIです。

 

今まで趣味のカメラは、Canon EOS 6Dを使ってきました。

スナップや風景撮影ではダイナミックレンジが狭く、順光での撮影は良いのですが、ちょっと厳しい光線状況ですと白飛びや黒つ潰れが起き、その点が結構不満でした。

まぁ、ダイナミックレンジが狭いことでパンチのある絵にはなるので最初は良かったのですが、歳のせいか最近の写真のトレンドのせいか分かりませんが、HDR的な割と柔らかい絵が好みになってきまして…。

画素数も2,020万画素で「もうちょっと欲しいな..。」となり、新たな趣味カメラを長いこと物色しておりました。

実は、EOS 6D Mark IIが出るとなったときに本当に期待したのですが、私の求めているカメラとはちょっと違ったので…。

で、色々紆余曲折を経て、「α7R III」に。

ミラーレスカメラは、出始めの頃より軽量コンパクトで良さげに思っていて、Sony NEX-3等も使用していたのですが、とにかくバッテリーが持たないこととAFも含めた全体的なレスポンスが悪いことで、趣味のメインカメラの購入対象からは外れていました。

ですが、「α7R III」「α7 III」からは、バッテリーが大型化され、一眼レフには及ばないもののバッテリーが1日一個で足りそうな感じに。

趣味でも多いと1日600枚程度撮りますので。

また、レスポンスや操作性の点でも一眼レフには及ばないものの、「III型」になってかなり改善されてイライラするレベルでは無くなりました。

 

「α7R III」の購入を検討していた時点で「α7 III」が発売されていましたので、この2機種で悩みましたが、「ローパスレス」「4,240万画素」「EVFが368万画素」「シンクロ端子付き」など、私にとって「α7 III」よりも魅力にを感じる部分が多く「R」にしました。

逆に「α7 III」で魅力に感じる部分は、「広いダイナミックレンジ」と「ノイズの少なさ」「AF強化(対α7RIII)」と現時点で「α7R III」に対して10万円ほど安いこと。

ノイズの少なさは低感度でも高感度でも本当に素晴らしく、広いダイナミックレンジと合わせてセンサーの全体的なレベルがまた一段上がったような感じです。
(この点は、キヤノンさんにもっと頑張っていただきたい!)

ですが、「EOS 6D」も割と高感度には強く、「α7 III」の画素数は2,400万画素なので、2,020万画素からは微増。

「α7 III」は、せっかく新しいカメラを買っても私にとっては「買った感」が少なそうな気がして。

もちろん初めてカメラを買う方は、「α7 III」は本当に良いカメラだと思います。

 

また、キヤノンユーザーの私としては、シグマの「MC-11」というマウントコンバーターの存在も大きいです。

 

これが無かったら「α7R III」は購入していないと思います。

なんせ、持ってるCanonのレンズの殆どが非公式とは言えそのまま使えてしまうらしいので。

Sony α7R III (ILCE-7RM3) + SIGMA MC-11 + Canon EF24-70mm F2.8L II USM(非公式)

Sony α7R III (ILCE-7RM3) + SIGMA MC-11 + Canon EF24-70mm F2.8L II USM(非公式)

写真の通りISの付いていない「EF24-70mm F2.8L II USM」 が、ボディー内手ぶれ補正で5.5段分手ぶれ補正されます。

素晴らしい。

 

 

「オレンジマウント」に「赤鉢巻き」、α7R IIIの「R」とLレンズの「L」も赤で、「暖色系コーディネイト」がかっこいい!

まだ、購入して間もないのでもっと検証が必要ですが、明るいところでの使用は比較的問題ないようです。

暗いとAFが迷う事があり、一度AFが迷うと永遠迷い続ける感じ..。

 

一応念のため、書いておきますが、この使い方はあくまで「非公式」です。

物理的に接続可能な状態にありますが、「SIGMA」さん、「Sony」さん、「Canon」さん、各社「この使用方法は問題ない」とは言っておりません。

場合によっては故障する可能性もあるかと思いますので自己責任でお願いします。

 

まぁ、非公式のレンズのみではちょっと不安なので、Sony純正の便利ズームも1本だけ購入したのですが、6月上旬まで待ちのようです。

購入したレンズは、「FE 24-105mm F4 G OSS」で、このレンズ大人気のようです。

 

2017年の11月末に発売され、この記事を書いている2018年5月末の時点でヨドバシカメラ全店在庫無し。

大人気なのか、生産に時間がかかっているのか本当の理由は分かりませんが、どこのお店もバックオーダーを相当かかえているのは間違いないようです。

気長に待ちましょう。

 

フィルムの時代からデジタルに変わろうとしていたときに、フィルムの方が絶対的に表現力があってデジタルは本当に嫌だなと思っていました。

それでも、35mm・中判含め、結局今では普通にデジタルで仕事をしているわけで、自分の思いとは全く関係無く時代は流れていくのであれば、流れはミラーレス化の方向なのかもしれません。

「Hasselblad」「FUJIFILM」から中判ミラーレスが、「Canon」からは「EOS Kiss」の名を冠したミラーレスも発売され、近いうちにキヤノン・ニコンからフルサイズミラーレス発売の噂もあるようですし。

最近仕事の現場で「α9・α7シリーズ」を使用しているカメラマンが増えていると言ったことも聞きますので、ミラーレスが仕事でどのくらい使用できるかの検証もしようと思います。

 

ちなみに、この記事のイメージ画像2つは中判デジタルのPhase Oneで撮影しています。

2つのカットともピントが届かないので、10カット程ピントをずらして撮影して深度合成(今回はPhotoshopで手動で)しています。

カメラを購入する度にちょっと本気で撮影する、ある種の儀式の様になってきました..。

今回は、ここまで。


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