銀座に用があったので、ここぞとばかりにキヤノン銀座のショールームでEOS 6D Mark IIとEOS Kiss X9を触ってきました。
私の前に1人触っている方がおりましたが、殆ど待たずに順番が回ってきました。
持ってみた感じは、EOS 6D Mark II、EOS Kiss X9共に、先代のEOS 6DとEOS X7にとても近い印象です。
特にEOS 6D Mark IIは、重さも5g増でサイズ感も近いので、EOS 6Dと殆ど同じ感じ。
外観的にEOS 6Dと大きく違うのは、やはりバリアングル液晶。
バリアングル液晶付けても5g増ですから素晴らしいですね。
タッチパネルは、便利で使いやすいです。
そして、ショールーム内を適当に何枚か撮影してみましたが、やはり気になるのはAFエリアの狭さ。
確かに測距点は45点で、数的には申し分ないのですが、この狭さでしたら「測距点を半分にしてもらった方が測距点の移動が楽かも」と思えるほど。
私にとって唯一6Dの不満点がAFでしたので、6D Mark IIにはAFの改善を期待していただけに少し複雑な心境です。
下記に6D Mark IIが上位機種から劣ると思われる部分をざっと挙げてみました。
- AFエリアの狭さ
- 視野率98%
- SDカードのみのシングルスロット
- 最高1/4,000秒のシャッター
- USB2.0
- 測光分割数63
- シンクロ端子無し
この辺りの部分が問題なければEOS 6D Mark IIは、価格の下がったEOS 5D Mark IVと比べても10万円以上安いので、とてもコスパの良いカメラだと思います。
逆に、この辺りの部分に10万円以上の価値を見いだせるようでしたら素直にEOS 5D Mark IVを購入した方が良いと思います。
私も実際問題AFエリアの狭さ以外は殆ど問題なく、逆にデュアルピクセルCMOSセンサーや映像エンジンが最新のDIGIC7、バリアングル液晶付きで685gなど、とても購入意欲を掻き立てる内容です。
あとは、出てくる絵かと。
ここは、本当に重要なので。
今回の試写では、カメラがまだ製品版では無いとのことでデータがいただけなかったので、実データが手に入ったらじっくり検討しようと思います。
EOS 6D Mark IIは、8月4日発売です。
EOS X9は、EOS X7の正常進化版という感じで、とても良い印象です。
重さこそ36g(ブラック)ほど増えましたが、それ以外は全て進化しています。
EOS X7からの進化ポイントは下記の通り。
- 1,800万画素 → 2,400万画素
- デュアルピクセルCOMS
- 映像エンジンDIGIC5 → DIGIC7
- Full HD 60P動画
- 最高4.0コマ/秒 → 5.0コマ/秒
- 無線LAN内蔵
- 撮影可能枚数 480枚 → 840枚
- バリアングル液晶
2,400万画素のデュアルピクセルCOMSと撮影可能枚数840枚は、かなり魅力です。
EOS Kiss X7は、スペック内容より小さくて軽いこと自体に価値がある感じでしたが、EOS Kiss X9は、中身も良くなりましたのでさらに価値が高まった印象です。
EOS 6D Mark IIではなく、こっちを買ってしまいそうです。
真の山カメラになりそうなので…。
この辺りのクラスの一眼レフは、ミラーレスに置き換わりつつありますが、やはりレスポンスという点で私はまだ一眼レフを選びます。
私的にレスポンスという点でOKラインは、SONYのα6000シリーズくらいでしょうか。
いずれEOS Mシリーズを選ぶ時がくると思いますが。
なお、EOS Kiss X9は、カラーバリエーションが3色あります。
私でしたら、いい歳のおじさんが白も恥ずかしいので、黒を買うかな。
こちらも、まだ製品版ではなくデータがいただけなかったので、実データが入手できたらじっくり検討したいと思います。
EOS Kiss X9は、7月28日発売です。
今回は、ここまで。
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